小2と小5で同じ本の感想文を書いた私が、娘に「感想に正解はない」と話す理由|『わすれられないおくりもの』

先日、先住犬を見送った朝のことを書きました。そのとき頭に浮かんだのが、『わすれられないおくりもの』という絵本です。

仲の悪い老犬のお世話が、フェレットを飼う条件でした。最期をみとったのは小3の娘
フェレットを飼いたい小3の娘に、パパが出した条件は「仲の悪い老犬のお世話」。1年続けるうちに関係は穏やかに変わり、娘は15歳の犬の最期の瞬間にもそばにいました。その朝に思い出した『わすれられないおくりもの』のことも。

この本は、私が子どものころ、小学2年生と5年生の2回、読書感想文を書いた本でもあります。

今日は娘の話ではなく、私自身の感想文の話です。

小2で出会った、ちょっと難しかった本

小2のとき、どうしてこの本を選んだのかは、正直よく覚えていません。たぶん読書感想文の推薦図書か何かで、学校か親に渡された本だったと思います。

何を書いたかも、あまり覚えていません。ただ、ちょっと難しかった、という記憶だけが残っています。

じつは私、子どものころは読書の習慣がありませんでした。読書感想文の時期になったら、仕方なく読む。そんな子どもでした。

だから、この本も「大好きな本」というわけではなかったんです。

先生の一言で、小5でもう一度

小2から小5までのどこかで、担任の先生がこんなことを言っていました。

「少し大きくなってから、また同じ本を読んでみると、違う感想を持ったりするよ」

この言葉がなんとなく印象に残っていて、小5の読書感想文で、同じ本をもう一度選びました。

絵がきれいだったこと。死について、はじめて何かを感じた本だったこと。読書習慣のない私の頭にも、なんとなく残っていた本だったんだと思います。

小2から小5のあいだに、ほかに読み返したことはありません。3年ぶりの2回目でした。

3年たって、変わったこと

小5で読んだときは、小2のときよりも、一文一文の意味がわかるようになっていたと思います。

具体的に何を書いたかは、やっぱり思い出せないのですが(笑)

たしか、どちらも入賞していて、2年生のときのほうが上位だった気がします。どちらも入賞作品の作品集に載っていたような……。いつか帰省したときに探してみようかな。見つからない気もしますが(笑)

大人になって、もう一度手元に

大人になってから、この本を買い直しました。

子どもには素敵な絵本を届けたい、という気持ちがあって、絵本の宅配も使っています。でも私自身は読書習慣がなくて、これまで読んできた本はほとんどありません。

そんななかで、はっきり心に残っていた本。だから手元に置いておきたくなったのかな、と思います。子どもたちにも読ませてあげたいな、と。

娘の反応は「絵がかわいい」

子どもたちに渡したとき、娘は「絵がかわいい」と言っていたような気がします。

ただ、自分からぐいぐい読む感じではありませんでした。娘も、そのころはまだ読書の習慣がなかったので(笑)

最初に見せたのが何歳だったのかも……保育園?1年生?2年生?全部忘れている私です。

それでも娘は、この絵本をしっかり覚えています。

娘に話している「感想に正解はない」

今、娘の感想文にかかわるとき、この小2と小5のことを思い出しながら話すことがあります。

どんな感想も、そのときの自分の自然なもの。それでいい。

年齢や経験を重ねると、見え方が変わってくる。それもまた自然で、おもしろい。

「こうじゃなきゃいけない、ってことはないんだよ」

小4の娘は、最近また「感想文を書きたい」と言っています。いつか娘も、小2で書いた本をもう一度読んで、違う感想を書く日が来るかもしれません。そのときは、このブログに並べて載せたいと思っています。

「こんなのも一気に読めるようになった自分すごくない!?」小4娘が夢中の『放課後ミステリクラブ』と『ムジナ探偵局』
絵本しか読まなかった娘が、小4の今は『放課後ミステリクラブ』を最新刊まで読み切り、『ムジナ探偵局』を1日2日で一気読み。ミステリーにはまったきっかけと、小2のころから変わったことを記録しました。

この本について

『わすれられないおくりもの』は、森のみんなに頼りにされていたアナグマが年をとって死んだあと、残された仲間たちが、アナグマが教えてくれたことを一つずつ思い出していくお話です。

  • 作・絵:スーザン・バーレイ
  • 訳:小川仁央
  • 出版社:評論社

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